夢か…？現実か…？

舞台は１６世紀の末、
スペインにあるセビリアの牢獄です。
宗教裁判を受けるために投獄された、
ミゲール・セルバンデスの想像する様々な場面が展開されます。

セルバンデスの役は、
田舎の郷士アンソロ・キハーナ。
キハーナは、世の中に愛想を尽かしとんでもない計画を考えます。
何世紀も前に姿を消した遍歴の騎士として世の中の悪を滅ぼそう！！
「われこそはドン・キホーテ＝ラ・マンチャの男」
従僕のサンチョをひきつれてイザ！！出陣！！

囚人たちがそれぞれの役になり、
現実の薄暗い牢の中とセルバンデスの即興劇が交差しながら、
素晴らしい歌声と共に物語は進行します。

夢を見、その中で生きるのは間違っているのか…？
夢も見ないで、現実の中で流される方がいいのか…？

即興劇の中の主人公キハーナは、
ドン・キホーテとして見果てぬ夢を追い求め死んでいきます。
牢の中のセルバンデスは、
裁判所を受けるために梯子を上って行きます。

舞台は格闘技…？
そう思わせるような迫力あるものでした。
終わったらコンタクトレンズの調子が何だか変！！
たぶん…ほとんど瞬きしていなかったのかもしれませんね。(^^ゞ

「Man of La Mancha」
2009/5/1（金）
17：30　会場
18：00　開演
シアターBRAVA
http://www.tohostage.com/lamancha/